2020年夏（秋）合宿を行いました！（食事も宿泊もなしですが涙）
- イベント
- 2020.09.19
COVID-19流行のため、この半年間ほぼ全てのイベントが中止になっています。当初はCOVID-19が終息したら、と言っていましたが、もう「終息」の可能性はなく、世界はCOVID-19との「共存」に向かって、前を向いて動き出しています。アフターコロナ後の世界はどのように変わっていくのでしょうか？
私たち春日台剣友会も、できる限りの感染対策を行いながら、日々の稽古を行っています。そして、今回はアフターコロナ初のイベント「2020年夏（秋）合宿」を行いました。
COVID-19感染を考慮して、「食事なし」、「宿泊なし」での開催となりましたが、先生方、保護者の皆様の多大なるお力添えを持って、大変すばらしい合宿になりました。
はじめに、基本の素振りを時間をかけて、一からきっちりと学びなおしました。
技の稽古も、時間をかけてじっくりと行い、試合稽古、地稽古、掛かり稽古と、半日という限られた時間の中でも、いつもの合宿と同じような稽古を行うことができました。
もちろん、毎年恒例のレクリエーションも行いました。子供たちの無邪気な笑顔と笑い声に包まれた体育館は、外の秋晴れの天気と変わらない温かさと優しさがありました。ご協力いただきました保護者の皆様、特にイベント係の保護者の皆様に、心からの感謝と拍手を送らせていただきます。
稽古の最後には、先生方に向かってひたすら掛かり続ける「掛かり稽古」を行いました。そこで、子供たちは残っているすべての力を使い果たしました。そして、その後に行った、全員で円になっての「跳躍素振り」。面をつけたままの跳躍素振りは、ご経験の方はお分かりだと思いますが、めちゃくちゃしんどいです( ﾟДﾟ)。合宿の最後を締めくくるのに相応しい激しさと力強さがありました。
宿泊できない代わりに、先生方からの熱いメッセージや全員の自己紹介の動画を集めて、みんなが知ってる音楽とともに見事に編集されたDVDをみんなで鑑賞しました。稽古の時とは違う、家にいる時のみんなの素顔が垣間見えたりして、とっても可愛かったです。
COVID-19流行の中、このような素晴らしい合宿を開催して下さった先生方、多大なる時間を合宿の準備に割いてくださった保護者の皆様、当日ご参加くださった先生方、ご協力いただいた保護者の皆様、そして元気いっぱい楽しんでくれた子供たち、みんなの気持ちが１つになって初めて実現した合宿だったと思います。これからも、みんなで一緒に頑張っていきましょうね！！
春日台剣友会は神戸市西区（西神中央、西神南）、明石市を中心に、みんなで剣道を学んでいます。アフターコロナの世界は、人と人との繋がりもオンラインを通じて行うことが多くなるでしょう。オンラインは世界中のどこにいても時差無く繋がることができるといった利点もありますが、やはり対面でしか通じ合えないこともたくさんあります。オンライン、対面、それぞれの良さを活かした繋がりが広がる世界を期待しますが、人は一人では決して生きていけない生き物だと思います。こんな時代だからこそ、自分の周りにいる人たち、つまり家族を、先生を、仲間を、自分が接するすべての人々を大切にして、どんな時も優しい心で繋がれる人でありたいものです。剣道を通じて、いつも相手に対して敬意を持つ人、優しい心を持つ人になれるように、これからも頑張っていきましょう！
