稽古風景

稽古風景

  • 本日、2020年の稽古納めとなりました。

  • 稽古風景
  • 2020.12.26
  • 気が付けば、2020年も残すところ、あと5日となりました。年齢のせいか、歳月が過ぎるのが年々早くなっているような気がしますが(笑)、今年は新型コロナウイルスの流行により、さらにそのスピード感が増してしまったように思います。

    夏休みよりも長くなった登校禁止期間、GWや夏休み期間における旅行の自粛、密を避けるためのイベントの中止、会食をさけるための懇親会の中止。剣道活動においても、面マスク+マウスシールドの2重飛沫防止対策、これによる夏稽古の息苦しさ、声を出さずに行う稽古、鍔迫り合い短縮、合宿・練成会・大会の中止、など多くの変化がありました。

    それでも、こうしてみんなで楽しく剣道ができることに感謝して、今日の稽古納めは一人一人がいつも以上に気合を入れて頑張りました。

    稽古納めのイベントとして、摺り足でのチーム対抗リレーが開催されました。幼稚園児から中学生までがチームを組んでの競争となり、小さな子たちはお兄ちゃん達に負けじと、完全に走っている状態でしたが(笑)、冷えた体育館の空気が温まるような楽しい時間となりました。

    稽古の最後には、久保田先生、城戸先生、野村先生よりそれぞれお話を頂きました。新型コロナウイルスの流行があり、これまで当たり前のように剣道の稽古ができていたことが、実はとても有難いことであると再認識したこと。剣道を稽古するのは試合に勝つためでもあるが、それよりも大きな声で挨拶・返事をすること、人の目を見て話を聞くこと、回り見ながらきびきびと行動することなど、試合で勝つこと以上に大切なことがあること。来年、試合が開催されるかどうかはわからないが、試合に勝つためだけではなく、自分自身の成長のために、年末年始も休むことなく、剣道の稽古に励むこと。など、他にもたくさんの大切なお話をしていただきました。子供たちは先生方の目をじっと見つめながら、しっかりと心で受け止めていたように思います。

    新型コロナウイルスの猛威はまだまだ衰える気配を見せず、政府が銘打った「勝負の3週間」に完敗した我が国の対コロナ政策は、医療体制が手薄になる年末年始が間近に迫る今、どのような強攻策を打ち出してくるのか、目が離せない状況です。

    私たちにできることは、新型コロナウイルスの流行が始まった最初の頃から変わらず、一人一人が弛まない感染対策を行うことです。冬休みになりましたが、気を緩めることなく、一人一人ができることを確実に行うことで、一つでも多くの命が救われること、そして医療従事者の皆様への負担が少しでも少なくなることを切に願います。

    春日台剣友会は神戸市西区(西神中央、西神南)、明石市を中心に、みんなで楽しく剣道を学んでいます。来年の稽古は1/6から開始予定です。「鬼滅の刃」を見て、剣道をやってみたい!って思われた方は、当ホームページよりご連絡ください!!


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