春は別れの季節ですね(ToT)「6年生を送る会」を行いました。
- イベント
- 2021.03.27
3月も終わりに近づき、春日台剣友会にもいよいよ6年生が旅立つ時が来ました。
春日台剣友会では、毎年この季節には「6年生を送る会」を行っています。昨年は、新型コロナウイルス流行のため、残念ながら自粛を余儀なくされてしまいましたが、今年は緊急事態宣言も解除されていましたので、万全の感染対策の下、無事に行うことができました。
今週からは、新6年生の新しいキャプテンの指揮の下、稽古を行っています。新6年生たちは、「次は自分たちがこの春日台剣友会を背負っていかなければならない」、という責任感と緊張感で、いつもより気合が入っているように見えました。
稽古の最後には、卒業する6年生が大人7人が元立ちの「連続掛かり稽古」を行い、小学校生活最後の集大成ともいえる気合と気迫を見せてくれました。
ふらふらになりながらも、最後の力を振り絞って先生方に打ち込んでいく先輩たちの姿を、あとに続く後輩たちはしっかりと目に焼き付けてくれたと思います。そして、先輩たちからの「強い気持ち」と「熱い想い」のバトンを、しっかりと受け取ってくれたのではないでしょうか。
最後の熱い稽古のあとに、「6年生を送る会」を行いました。保護者の皆様の、多大なるご支援によって、とんでもなくハイクオリティなイベント満載な会となりました。
まずは6年生キャプテン率いるチーム対抗戦。ピンポン玉運びリレー、芯転がしリレー、キャタピラーリレー、オセロ競争、紙飛行機飛ばし、と5つの種目で戦い、どの種目も子供たちは夢中になって頑張っていました。
チーム対抗戦のあとは、「お楽しみ縁日」です! 一人5枚のチケットで、「鬼滅の刃 射的」、「お菓子釣り」、「ドラえもん どら焼きフリスビー」、「池に飛び込め!カエルくん」、「ゴミ箱スロー」の5種類のゲームがどれでも楽しめて、それぞれの成績に応じてお菓子がもらえます。夏祭りや運動会などの地域のイベントが全て中止となっていましたので、久しぶりの縁日遊びに子供たちは大はしゃぎ。
大人たちも参加して、とっても楽しい時間となりました。
そして、最後のセレモニー。先生方おひとりおひとりから6年生へ向けてお言葉を頂きました。小学校は卒業するけど、剣道の道はまだまだこれからも続いており、これからも精進を続けていくこと。6年生の最後まで厳しい稽古をやり遂げたことは、これからの人生において何よりの武器になること。これからの人生でどんなに辛いことがあっても、君たちなら必ず乗り越えて行ける。先生方の言葉一つ一つが、子供たちだけでなく、保護者の皆様の心にも熱く響いていました。
6年生からも一人一人立派な挨拶があり、いつもはじっとすることができない小さな子供たちも、何かを感じて、先輩たちをジッと見つめながら話を聞いていました。
小さく頼りなかった子供たちが、こうして立派に成長して巣立っていく姿をみて、これまでの稽古や試合の記憶が走馬灯のように思い出され、先生方、保護者一同も目頭が熱くなる想いでした。子供たちのお蔭で、大人たちも一緒に成長させてもらっていることを、改めて感じることができました。
あと数日で、また新しい季節がやってきます。より一層の団結力で、これからもみんなで気持ちと力を合わせて頑張っていきましょう!!